人工妊娠中絶について

出生前診断を受けるにあたり避けて通れない「中絶」についてお話します。
現時点の日本で中絶を行うことができる条件は「胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期」である21週6日未満に限られています。
正当な中絶理由として下記の2項目が認められています。

1.妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの
2.暴行若しくは脅迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの

このほかにも、妊娠22週目を過ぎた場合は、どのような手段をもってしても胎児の救出が不可能だと判断されたときのみ後期中絶が行われますが、妊婦の申し出による中絶は法的に認められていません。
そのため、中絶を選ぶ可能性がある方は21週6日までに出生前診断の結果を確認する必要があります。
また、中絶を行った場合、妊娠12週以降に死産した胎児は墓地埋葬法に規定して死体として火葬するよう定められています。そのため中絶後は死亡届と埋火葬許可が必要になります。

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