妊娠安定期とは?過ごし方やNIPT(出生前診断)について紹介!

妊娠安定期とはいつ?

妊娠安定期とは、妊娠の状態が初期のころに比べて安定してくる時期のことを言います。妊娠週数でいうと、16~32週目が安定期です。

妊娠初期と妊娠安定期の違いとは?

妊娠が分かって安定期に入るまでの妊娠初期は、「つわりがひどくて食事がとれない」「体調がすぐれず不安になったりイライラしてしまう」など、体調も心も不安定になりがちです。また、流産のリスクも安定期に比べると高めです。

しかし、安定期に入るとつわりが落ち着くなど、妊婦さんの体調は安定してきます。また、お腹の中の赤ちゃんとお母さんの体をつなぐ胎盤が完成するので、赤ちゃんに十分や栄養や血液が届けられるようになり、赤ちゃんの状態も安定してきます。

そして、妊娠初期に比べて、流産のリスクも低くなるのも安定期の特徴です。

体調の変化は個人差もあります

安定期に入ると、かかりつけの産科医や助産師さんなどから、「あまり体重を増やさないように運動してください」など「体を動かすように」という指示が出る人も多いでしょう。

確かに安定期になると、ほとんどの妊婦さんの体調は安定するので、出産前の体力作りや体重維持のための運動は必要です。

しかし、安定期に入ったからと言って流産の危険がなくなるというわけではありませんし、不調が続く人もいます。

マタニティライフを楽しむことができるようになる人も多いですが、その時期には個人差もあります。

ですから、心配や不安なことがあれば、いつでもかかりつけの医師や助産師さんに相談し、無理をしないようにしましょう。

体調が悪いときなどは、なるべくゆったりと過ごすようにしてくださいね。

NIPT(出生前診断)を受けるなら安定期に入るまでに!

近年は医学が進歩し、お腹の赤ちゃんの様子を知る検査(出生前診断)ができるようになっています。その1つに、赤ちゃんの染色体を調べる「NIPT(出生前診断)」があります。

NIPT(出生前診断)は、妊娠10週目くらいから15週の間に受けることができる検査です。15週までとなっているのは、結果をもとに確定検査が必要になることがあるからです。

*確定診断として行う羊水検査は、妊娠17週ごろまでに受けると良いとされています。

出生前にNIPT(出生前診断)をしておくことで、妊娠中の不安を和らげることができるという妊婦さんも多くいます。

もし、望まない結果が出てしまったとしても、今後について考え家族と話し合ったり、赤ちゃんが生まれてくるまでにいろいろ準備ができます。

NIPTってなあに?

妊娠安定期の過ごし方

安定期の妊婦さんに、おすすめの「過ごし方」をご紹介します。妊娠安定期には出産を楽しみにしながら、生まれてくる赤ちゃんの準備を少しずつ進めてみてはいかがでしょうか。

安定期に入る頃に、赤ちゃんに栄養や血液を与える胎盤が完成するので、妊娠初期に比べると赤ちゃんの状態が安定しますし、妊婦さんもつわりなどの症状が治まり、体調が安定してきます。

そのため、初期の頃にはできなかったこと(料理などの家事や散歩、仕事など)ができるようになったり、妊娠という体の変化に慣れてきて、気持ち的にもゆとりが出てくる妊婦さんも多いと思います。

しかし、流産のリスクがゼロになるということではないので、引き続き、体調には十分気を付けながらマタニティライフを楽しみましょう。

生まれてくる赤ちゃんの準備をする

赤ちゃんを家に迎え入れるときには、いろいろな品物が必要です。ベッドやベビーバスなど、大きなものは購入するのか、レンタルするのか、譲ってもらえそうなものがあるのかなど、リストアップしてみてください。

また、家の中のどこに、何を置くのかなども、赤ちゃんの安全を考えながら検討してみましょう。

洋服や下着を揃える

安定期に入ると、お腹まわりが大きくなってきますから、身体を締め付けない、ゆったりとしたサイズのマタニティドレスやマタニティ下着などが必要です。

妊娠中だからこそできるマタニティファッションを楽しみましょう。

赤ちゃん用の衣類も見てみる

実際に購入するのはまだ少し早いかもしれません。

しかし、生まれてくるのが男の子か、女の子かなど楽しみにしながら、赤ちゃん用の衣類にはどのようなものがあるのか、値段はいくらくらいするのかなど、どのようなものが必要なのか、どんな使い方をするのかなどチェックしておくとよいでしょう。

赤ちゃん用の衣類などを見て回るのは、とても心が和みますよ。

適度な運動をする

お天気や体調を見ながら散歩をするなど、適度な運動をしましょう。

運動は、適正体重のキープや腰痛予防に効果的です。

マタニティヨガやマタニティスイミングなどもおススメです。

ただし、体調が悪いときは無理をしないようにしてくださいね。

母親学級やマタニティヨガなどを体験する

赤ちゃんに関する基本的なことを教えてくれる母親学級や両親学級などに参加し、沐浴などの体験をしたり、マタニティヨガやマタニティスイミングなどの体験をしてみましょう。

同じ時期に出産を迎える妊婦さんやその家族が集まるので、ママ友作りができます。

助産師さんなどに、心配なことなどを相談することもできますよ。

入院に必要なものを揃える

安定期に入っても、体調が悪くなって入院しなければならないということがあるかもしれません。

出産までにはまだ期間がありますが、万が一の時に慌てないように、入院中に必要なものを1つのバッグにまとめ、いつでも入院できる準備をしておくとよいでしょう。

家族と話し合う

出産の際、家族の応援を期待したいという人は、家族と十分に話し合いをしておくようにしましょう。

里帰りをするかどうか考える

実家に里帰りして赤ちゃんを産みたいという人は、家族にも相談し、十分に話し合いをしましょう。

また、もし、実家で里帰りをするのであれば、分娩を受け入れてもらえる医療機関があるのか、24時間体制が整っているのかなどの確認も必要です。

さらに、里帰り出産をする場合は、かかりつけの医師にも報告し、紹介状を書いてもらうなど必要なことをお願いしてください。

産後はどのくらい実家で過ごすのか

産後はどのくらい実家で過ごすのかなどを考え、ご家族にも相談しましょう。

産後仕事に復帰するのかどうか考える

産後、仕事に復帰するのかどうか、しっかり考え、勤め先にも相談しましょう。

会社に報告・相談する

会社に報告・相談するべきことはきちんと報告・相談をして、手続きが必要であれば手続きを済ませましょう。

また、産後に必要な手続きなどについても確認をしておくことをおススメします。

保育園の見学に行く

産後、仕事に復帰するのであれば、どのくらいで仕事に復帰するのかということについても考えておく必要がありますし、生まれてくる赤ちゃんを保育所などに預けるのであれば、保育所見学などにも行き、手続き方法などについても調べておきましょう。

妊娠安定期にしておくと良いこと

お腹が大きくなってきたり、出産を終えて赤ちゃんの面倒を見なければならなくなると、あちこちに出かけたりすることが難しくなりますし、自分の時間を持つことが難しくなります。

そこで、妊娠安定期にしておくと良いことを紹介します。

自分の時間を楽しむ

赤ちゃんが生まれると、しばらくはオシャレなカフェやレストランなどで、お茶や食事を楽しむことができなくなります。

映画館で映画を見たり、趣味のお裁縫や編み物をしたりという時間も、なかなか取れないかもしれません。

ですから、体調が比較的落ち着いている安定期に、カフェやレストランでランチやディナーを楽しむ、お友達に会っておしゃべりを楽しむ、趣味の時間をたっぷり持つなど、自分の好きなことをする時間を楽しみましょう。

お仕事を続けている方も、なるべく自分の時間を持つようにしてみてくださいね。

人混みは避ける

ウイルス感染症が流行るなど、季節や地域によっては何らかの病気が流行っているということがあるかもしれません。

ですから、外出の際は、マスクや手洗いなどをきちんとするようにしてくださいね。また、人混みはなるべく避けるように行動しましょう。

歯科検診を受けておく

妊娠中から産後にかけては、女性ホルモンの影響もあるため、虫歯や歯周病になりやすいです。

早めに歯科検診を受け、治療が必要な場合は、早めに治療を済ませておくと安心です。もし、治療が難しいという場合も、歯医者さんに相談すると適切な対応をしてもらえます。

安定期に一度、歯医者さんへ行くことをおすすめおススメします。

マタニティフォトを撮っておく

安定期が過ぎて臨月間近になると、写真屋さんなどで、本格的なマタニティフォトを撮る人も増えています。

しかし、お腹周りが徐々にふっくらしてくる、お顔の表情がママになっていく感じは、安定期にしか記録できません。

本格的な写真ではなくても「スマホで自撮り」で十分なので、安定期の写真も撮っておくと妊娠中の良い思い出になります。

記念に残しておきたいという人は、妊娠中の写真をたくさん撮っておきましょう。

まとめ

妊娠の安定期とはいつのことなのか、また安定期のおすすめな過ごし方、安定期にしておくと良いことをご紹介しました。

安定期とは、妊娠中期(妊娠16~32週)のことを言います。

染色体の検査「NIPT(出生前診断)」を検討しているという方は、安定期に入るまでに検査を受け、万が一、望まない結果が出てしまったときには、きちんと受け止め、今後のことをしっかり考えましょう。

安定期に入ると、妊婦さん自身、そして、赤ちゃんの状態も安定してきます。

体調や、お天気が良いときには、散歩をするなどして体重や体力の維持にも努めましょう。

また、産後は赤ちゃんの世話で忙しくなります。生まれてくる赤ちゃんとの生活を楽しみにしながら、少しずつ準備を始め、マタニティライフを充実させてくださいね。

参考サイト

  • Omron Q&A 妊娠何ヵ月から安定期に入るのでしょうか。

記事の監修ドクター

岡 博史先生

岡 博史先生

NIPT専門クリニック 医学博士
慶應義塾大学 医学部 卒業

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