妊娠中に食べた方が良いもの&控えた方が良いものとは?【NIPT(新型出生前診断)についても解説】

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妊娠中の食事方法について不安や心配を抱えている人はいませんか?当記事では、妊娠中に食べた方が良いもの、控えた方が良いものについて、また、近年、妊娠初期に受けることを検討している人が多いNIPT(新型出生前診断)についても紹介します。

妊娠中の食事はどんなことに気をつけたほうがいいの?

妊娠中は、妊婦さん自身が健康的に過ごすためだけでなく、赤ちゃんが成長するためにも良い栄養をなるべく多くとりたいですから、毎日の食事には十分気をつけたいですよね。
しかし、どのようなことに気をつけたらいいのか、少しわからなくて不安…という人もいるでしょう。
そこでまず、妊娠中の食事方法で気を付けることを3つご紹介します。

1.妊娠初期は無理に食べなくてもOK

妊娠初期は、ホルモンバランスが大きく変化しますし、つわりもあるため、食欲が低下してしまう妊婦さんも多くいます。
「お腹の中の赤ちゃんのためにも、頑張ってたくさん食べなければ…」と、無理に食べようとする妊婦さんもいますが、無理に食べようとするのはよくありません。
無理に食べてしまうと、妊娠中の体に負担がかかってしまいます。無理のない程度に、なるべくバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
水分補給も忘れないようにしてくださいね。

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2.塩分・糖分の摂りすぎに注意!

塩分を多くとりすぎると、高血圧やむくみの原因になってしまいます。一般的に、外食やインスタント食品、加工食品は塩分が多めのものが多いです。
妊娠中に塩分を摂りすぎると、妊娠高血圧症候群の原因になることがあるので、妊娠が分かったら妊娠前の食事よりも塩分を控えめにするよう心がけましょう。
また、糖分の摂りすぎにも注意してくださいね。

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3.妊娠中はダイエットで痩せようと思わないこと!

妊娠中はダイエットで痩せようと思ってはいけません。
しかし、何でも好きなものをどれだけでも食べても良いということではありません。
妊婦さん自身の健康状態を維持する、太りすぎないようにするという面でのダイエットは必要です。
食事制限をする、激しい運動をするというダイエットではなく、バランスの良い食事をとり、適度な運動をして健康状態を維持し、体重管理に努めましょう。

妊娠中の食事で食べた方がいいもの&控えた方がいいものを紹介します!

妊娠中の食事は、バランスよく食べることが大切です。
バランスよく食べることで、おなかの赤ちゃんにもバランスの良い栄養素を与えてあげることができますし、妊婦さんの健康管理・体重管理にも役立ちます。
しかし、「バランスよく」とはいっても、妊娠中は妊娠していないときよりも多めにとったほうが良い栄養素、妊娠中は控えたほうが良い食材や飲み物があります。
ここからは、妊娠中の食事を、より良いものにするために、「積極的に食べた方が良いもの」「控えた方が良いもの」を紹介します。

妊娠中に積極的に食べた方が良いもの

妊娠中に積極的に食べた方が良い食材・栄養素を紹介します。

ブロッコリーやモロヘイヤ

妊娠中にとりたい栄養素の1つに、葉酸があります。
葉酸は、胎盤の形成や赤ちゃんが健やかに成長するのに欠かせない栄養素です。
ブロッコリーやモロヘイヤには、この葉酸が多く含まれていますから、毎日の食事に、積極的に取り入れましょう。

「あさり」や「しじみ」

赤ちゃんの体を作るために、血液がどんどん必要になります。そのため、妊娠すると貧血になる妊婦さんも多くいます。
ですから、鉄分を多く含む「あさり」や「しじみ」などを積極的に食べて貧血を予防しましょう。
ゴマや小豆などにも鉄分は多く含まれていますよ。

ヨーグルト

ヨーグルトは、カルシウムがとれますし、たんぱく質もとれます。また、整腸作用があるので妊娠中の便秘の予防にも効果が期待できます。
腸内環境が整うと免疫力も高まりますから、積極的に食べてくださいね。
食後のデザートに食べるのも良いですし、おやつタイムなどに食ベるのも良いでしょう。

小魚

カルシウムがとれる小魚は、妊娠中にとてもおススメです。
小腹が空いたときなどのおやつにもおすすめです。よく噛んで毎日食べましょう。

大豆製品

豆腐や納豆などの大豆製品は、たんぱく質やカルシウムがとれます。
豆腐は調理法もたくさんありますし、納豆はとても手軽に食べられる食材ですから、ぜひ、毎日食べてください。

妊娠中は食べるのを控えた方が良いもの

妊娠中に食べたり飲んだりしてしまうと、妊婦さん自身やお腹の赤ちゃんに悪影響を及ぼすものもあります。
妊娠中は食べる・飲むのを控えた方が良いものは以下の通りです。

アルコール

妊娠前は、毎日のようにビールや酎ハイを飲んでいたという人にとって、アルコールを控えなければいけないというのはつらいことかもしれません。
しかし、アルコールは胎盤から赤ちゃんに送られてしまうと、胎児性アルコール症候群という先天性の疾患を発症する原因になります。
赤ちゃんのためにも、妊娠中はアルコールを飲まないようにしましょう。

カフェイン

紅茶やコーヒー、ココア、緑茶など、カフェインを含む飲み物をたくさん飲むと、妊娠の経過に悪影響を及ぼし、赤ちゃんの発育の妨げになる可能性があります。
WHO(世界保健機構)でも、妊婦さんには1日のカフェインの摂取量は300㎎(2カップ程度)を超えないようにとしています。(参照:内閣府 食品安全委員会「食事中のカフェイン」https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_caffeine.pdf)
まったく飲まないようにするというのは難しいかもしれませんが、なるべく控えるようにしましょう。
水分補給としては、白湯や麦茶がおススメです。

チーズ(ナチュラルチーズ)

チーズには、妊婦さんや赤ちゃんに必要な栄養素の1つであるカルシウムが多く含まれています。
そのため、妊娠中に取り入れたい食材の1つではあるのですが、ナチュラルチーズを生で食べることはおすすめできません。
チーズは大きく分けるとナチュラルチーズとプロセスチーズに分けられます。
ナチュラルチーズもカルシウムなどの栄養がとれますが、妊娠中におすすめなチーズは、プロセスチーズです。
プロセスチーズは製造段階で熱を加えているので殺菌されていますが、熱を加えていないナチュラルチーズは、リステリア菌が増殖している可能性があります。
このリステリア菌は食中毒を起こす菌であり、特に海外の商品には注意が必要です。
とはいっても、チーズは栄養価が高い食材ですし、どうしてもナチュラルチーズが食べたいという人もいるでしょう。
しかし、生で食べてしまい、万が一にもリステリア菌による食中毒を起こすと、とても危険です。妊娠中、使える薬剤には限りがあるので、治療が難しくなることもあります。
ですから、どうしてもナチュラルチーズを食べたいのであれば、加熱をしてから食べるようにしてください。

生もの

チーズのところでも触れましたが、妊娠中に生ものを食することはお勧めできません。万が一の食中毒の危険があるためです。
肉や魚は、しっかり火を通して食べるようにしてくださいね。

NIPT(新型出生前診断)を検討している方へ

近年、NIPT(新型出生前診断)を受けることを検討し、実際に検査を受ける妊婦さんが増えています。
NIPT(新型出生前診断)は、妊娠初期の段階で受けることができ、お腹の中の赤ちゃんの染色体を調べることができる検査で、以下のような特徴があります。

  • 妊娠10週目0日から検査が可能
  • 妊婦さんの採血をするだけで検査が可能(夫婦同伴でなくてもOK)
  • 羊水検査や絨毛検査と比較すると流産のリスクを抑えられる
  • 検査の精度が高い(感度/特異度共に99%以上)
  • 性別を教えてもらうこともできる
  • 早い時期に赤ちゃんの染色体異常を発見できる

NIPT(新型出生前診断)には、「命の選択」というイメージをお持ちの人もいるかもしれません。
しかし、NIPT(新型出生前診断)は赤ちゃんの異常に早く気づいてあげることができるため、「生まれてくる赤ちゃんの迎え入れ準備を、早い段階で始めることができる検査」と考えることもできます。
もちろん、染色体の異常がないことが分かれば、妊娠生活を安心して送ることができるという妊婦さんもいらっしゃいます。(関連記事:https://nipt.hiro-clinic.or.jp/2020/03/31/golden-period/)
妊娠早期の検査になるので、受けようかな…と検討している人は、早めにパートナーやご家族と話し合い、クリニックにご相談ください。

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まとめ

妊娠中には、妊婦さんご本人の健康維持、そして赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素をバランスよくとることが必要です。特に、葉酸、たんぱく質、カルシウム、鉄分といった栄養素は意識的に毎日とるようにしてくださいね。
ナチュラルチーズや肉などの生もの、アルコール、カフェインは、妊娠中にとると悪影響が及ぶ危険があります。おなかの赤ちゃんのためにも我慢しましょう。
また、NIPT(新型出生前診断)の特徴についても紹介しました。近年、受けることを検討する人、実際に検査を受ける人が増えています。十分にパートナーやご家族と話し合ったうえで、検討してみてくださいね。

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