これで安心!妊娠中に感じやすい不安のワケと解消法を教えます

出産前にダウン症・性別を診断

妊婦さんが感じやすい不安とは

女性にとって妊娠は人生の中で一番といえるくらいの大仕事なのですから、妊娠中はだれでも何らかの不安を抱えるものです。特に初産の場合、つねに不安と向き合っていく10ヶ月といっても過言ではありません。赤ちゃんを授かったことを喜ぶのは束の間で、つわりが始まるなど体調は日に日に変化していきます。ちょっとした体の変化で不安になる方も多いことでしょう。

では、妊婦さんが感じがちな不安の要素を一つひとつみていきましょう。

出産時の痛みに耐えられるのか不安

不安要素で一番多いのは、陣痛とはどのくらい痛いもので、自分が長時間その痛みに耐えられるか…ということではないでしょうか。先輩ママたちから「死ぬほど痛い!」と聞くと、さらに不安が募りますよね。また、逆子など何らかの事情で帝王切開を予定されている方は術後の痛みについて心配されているかもしれません。

痛みについては、女性は不思議と男性よりも強いものです。「出産が終われば待ちに待った赤ちゃんに会えるんだ!」というプラスの気持ちをもって臨めば頑張れると思います。ママもつらいけれど、赤ちゃんも頑張っているのだから、赤ちゃんと一緒に乗り越えようと思うことが大切です。

また、痛みがどのくらい続くのかが分かっていないと、分娩中に不安が増すかもしれません。そこで、陣痛には間隔があるので、ずっと痛みに耐え続けるのではなく、息をつけるときがあることを知っておくと、心の準備ができるでしょう。そのためにも、母親学級には積極的に参加して、助産師さんから正しい知識やアドバイスをもらったり、同じ立場のプレママと交流したりすると、自然にお産に対する不安が取り除かれてくるでしょう。

よく出産後は、「もう二度とあの痛みを経験したくない!」という妊婦さんが多いですが、数年後には第二子を身ごもり、かなりの安産で出産されています。

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元気な赤ちゃんが無事に生まれてくるか不安

健康で五体満足な赤ちゃんが生まれてくるか、もし障がいがあったら…など心配が尽きない妊婦さんもいるようです。今は胎児の先天性異常は出生前診断である程度判断できますが、検査を受けても受けなくてもやはり不安を感じるものかもしれませんね。

ところで、最近注目されているNIPT検査はご存じでしょうか?妊婦さんのわずかな血液から胎児のDNAを検出して高確率で染色体異常を調べられる検査です。羊水検査や絨毛検査と異なり、母体への負担が最小限にすむため、流産や感染症のリスクが少なく、すべての妊婦さんが安心して受けられる検査として知られています。

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特に、高齢初産の方の不安は大きいかもしれませんが、過度に不安になるとストレスが赤ちゃんに悪影響を与えることもあるので、とにかくリラックスしてゆったり過ごすことを心がけましょう。

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体の変化に対する不安

妊娠6週目ごろからつわりが始まりますが、つわりは個人差があり、症状が強くてまともに食事ができないほど辛い思いをする妊婦さんが少なくありません。

その他にも、絶えず続く腰痛、便秘、肌荒れ、抜け毛など、これまで経験したことのない体の不調に不安を感じることでしょう。しかし、これらの症状はホルモンバランスが崩れるために表れる症状で、妊娠中特有のトラブルですから、出産後は次第に解消されていきますので大丈夫です。

妊娠中の仕事や通勤の不安

女性の社会進出が進んだ現代、結婚後も仕事を続ける女性が多く、一昔前のように結婚後家庭に入る女性は少なくなってきました。もっとも共働きでないと家計が成り立たないという事情の方が多いかもしれませんね。

とはいえ、妊娠中の通勤はいつもよりも疲れやすく、心身に大きな負担がのしかかってきます。体調次第では、できることならば体力的に楽な業務に替えてもらうなど、無理のない範囲で働くようにしましょう。

会社にもよりますが、産休や育休を本当にとれるだろうか…など、心配されている人もいるかもしれません。とにかく妊娠したらできるだけ早く職場へ報告して、今後の予定について相談してみましょう。

以上、妊婦さんが抱えやすい不安なことをお伝えしましたが、自分と同じような不安を他のプレママも感じていることがお分かりいただけましたか?

問題は妊娠中にストレスがあっても気持ちを上手く切り換えられる人はよいのですが、不安をずっと抱えこんでしまう人です。そのストレスが胎児に影響することも考えられるからです。研究によると、コレチゾールというストレスホルモンが放出され続けていると、胎児の発育や健康に悪影響を及ぼすという結果が報告されています。(※)

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妊娠中の不安を解消するためにぜひやってほしいこと3つ

母体のためにもお腹の赤ちゃんのためにもストレスを溜めこまずに、ゆったりとしたマタニティライフを送るためには、どのような不安を解消する方法があるでしょうか。

ここではぜひやってほしい3つの方法を紹介します。

不安な気持ちをだれかに聞いてもらおう!

まずは、不安な気持ちを抱え込まずに、お友だちでも母親でも日頃から話しやすい人に自分の今の気持ちを話してみましょう。不安や心配事は、人に話すことで少し和らいでくるものです。実家の母親や先輩ママなら、不安な気持ちを分かってくれるはずです。経験に基づいたアドバイスをもらえると心強いですよね。

一番身近な存在であるパートナーには、生活面での協力はもちろんですが、精神的にもつらいときは、自分の気持ちを素直に話して相談してみましょう。また、産後の生活についての不安なことも妊娠中から2人で話し合っておくと、出産に向けて安心感が違うと思います。 

もし身近に相談できるような人がいない場合は、各自治体で保健師などに電話相談ができますので、ぜひ活用してみましょう。専門家の話を聞くと安心できるので、ストレスの軽減に非常に役立ちます。自治体にもよりますが、保健婦を無料で派遣してくれる場合もありますので、何でも相談してみるのが一番です。

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外の空気を吸って気分転換をしよう!

ずっと家にこもっていると、どうしもネガティブな方向へと考えがちになります。

体調が良い日には、運動と気分転換を兼ねて、ウォーキングなどをしてリフレッシュしましょう。

軽めの運動は、ストレス解消に効果的です。妊婦さんですから、そんなにハードな運動ではなく、ゆったりと景色を楽しみながらの散歩や少し早めに歩くウォーキングがおすすめです。最近はマタニティヨガが妊婦さんに人気がありますが、運動だけでなくプレママたちと交流できることも気分転換になって良いですね。

運動には抗うつ薬と同じくらいの精神安定効果があるそうですから、家にこもりがちの人はぜひ身体を動かしてみてください。

前向きになれる情報を取り入れよう!

わからないことがあれば、すぐにネットで調べられる便利な時代ですが、ネットにはさまざまな情報が溢れていて必ずしも正しい情報だけではありません。妊娠中の悩みや不安なことについてネットでいろいろと検索する方は多いと思いますが、中には不安を煽るような内容も少なくありません。

ネット検索をするときは、信頼できるサイトから、自分にとって必要な情報、とりわけ妊娠中を楽しく過ごせるようなポジティブな情報を選んで参考にするようにしましょう。

不安にしっかり向き合うことも大事ですが、自分の今の気持ちをそらすことも必要かもしれませんね。いろいろなことを深く考え過ぎて落ち込んだ時は、なんでも良いので自分が好きなことに集中すると良いでしょう。

出産が終わって初めて我が子に会えたときの感動は人生で最高の時ではないでしょうか。嬉しさと安堵感でこれまでの不安や痛みを一瞬で忘れてしまうかもしれません。そんな天使のような赤ちゃんに会える日を楽しみに、ぜひリラックスして、人生で数回くらいしか経験できない妊娠生活をむしろ楽しんでください。

※https://news.mixi.jp/view_news.pl?id=4898206&media_id=198

記事の監修ドクター

岡 博史先生

岡 博史先生

NIPT専門クリニック 医学博士
慶應義塾大学 医学部 卒業

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