【検査別】出生前診断にかかる費用は?

妊娠18週目までの方はまだ間に合います

出生前診断はいくらするの?絨毛検査・羊水検査・エコー検査・母体血清マーカー検査のそれぞれの費用や、NIPTと全染色体検査について詳しく紹介します。

子供が生まれる前に染色体の様子を確認できる出生前診断。「私の子供は大丈夫?」と気になりますよね。できれば事前に検査しておきたいものです。

ですが、費用は気になります。子育てはお金がかかりますし、貯金もしたいです。あまり高いようでは困ってしまいます。

検査には、どのくらい費用がかかるのでしょうか?

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それぞれの検査費用

出生前診断といっても、調べる方法はいろいろあります。どれも違った方法なため、それぞれ料金も違います。

他にも、できる時期やリスクの違いもありますので、事前に知っておくと良いでしょう。

絨毛検査

胎盤の内側にある絨毛細胞を、針で穿刺し、検査する方法です。

確定診断の中で最も早くから検査できる方法なのですが、胎盤に針を指して直接細胞を採取する都合上、約1%ほど流産する可能性があります。

約1%と聞くと確率は低いように思えますが、約100人に1人と考えると、決して少ない確率とは言えません。そのため、より流産の少ない羊水検査の方が、検査に使われることが多いです。

費用は約10万~20万円と少々高額です。染色体異常を確定するには仕方がありませんが、高額であるため、先に非確定診断がされています。

場合によっては入院する必要もあり、基本料金以外にも費用が必要です。

  • 結果:確定診断
  • 時期:11週目~14週目
  • 流産のリスク:約1%
  • 費用:約10万~20万円(+入院費)

羊水検査

針で羊水を穿刺して検査する方法です。羊水と細胞の違いはあるものの、同じ確定診断である絨毛検査と方法は似ています。

妊娠15週目からと少し遅いですが、代わりに流産のリスクは約0.2~0.3%と、絨毛検査よりも安全な検査になります。そのため、一般的には羊水検査が使われることが多いです。

費用も同じで、約10万~20万円になります。入院した場合には、入院費も用意しましょう。

  • 結果:確定診断
  • 時期:15週目~19週目
  • 流産のリスク:約0.2~0.3%
  • 費用:10万~20万円(+入院費)

超音波検査(エコー検査)

お腹に特殊な超音波を当て、その波形から胎児の形状を確認する検査方法です。

お腹の上から超音波を当てるだけですので、流産のリスクはほとんどありません。時間もあまりかからず、入院することもないでしょう。

ただ、異常は画像からしか判断できませんので、正確な結果は分かりません。詳しく知るためには、確定診断をする必要があります。

費用は約2万~3万円程度で予算への負担も少ないです。定期的に行う妊娠健診でも調べられますので、確認しておくと良いでしょう。

  • 結果:非確定診断
  • 時期:11週目~13週目
  • 流産のリスク:無し
  • 費用:2万~3万円
NT検査(胎児超音波検査)

超音波検査の一つに、胎児の首の後ろの厚み(むくみ)を確認するNT検査というのもあります。

むくみが大きい胎児は総じて頭が大きくなりがちであり、ダウン症の子供も頭が大きいことから、見分けるポイントとして使われているのです。

ただ、あくまでも「なりやすい」だけで、絶対ではありません。首のむくみは循環機能未発達な胎児特有の生理現象であり、妊娠16週目〜18週目頃にはむくみが解消される胎児が多いからです。

それと、むくみが大きいのは循環器疾患の可能性もあります。詳しくは判断できませんので、医師と相談して、今後の方針を決めておくといいでしょう。

母体血清マーカー検査

母親から採血して、血中に含まれる成分から検査する方法です。

主に調べる成分は、AFP・非抱合型E3・hCGの3成分ですが、それにインヒビンAも合わせて検査する場合もあります。

ダウン症、エドワード症候群、開放性神経管欠損症の3疾患を調べられるものの、母親の血中成分からでは胎児の正確な情報が分かるとはいえず、分類としては非確定診断になります。

費用は約2万~3万円程度と比較的割安ではありますが、妊娠16週目からでなければ実施できないため、エコー検査で済ませてしまう人も多いです。

  • 結果:非確定診断
  • 時期:16週目 ~ 18週目
  • 流産のリスク:無し
  • 費用:2万 ~ 3万円
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出生前診断は医療費控除・保険の対象外

医療費を払いすぎると還付金として戻ってくる医療費控除。産後のことを考えると、還付金が貰えるのはとても助かりますよね。

ですが、残念なことに出生前診断は医療費控除の対象外になります。

というのも、医療費控除の対象は「診療・治療を伴う医療行為」のみであり、検査だけの出生前診断は、対象となる治療行為として認められていないからです。

また、医療保険も同様に対象外となっています。間違えやすいですので注意してください。

ただ、入院費のみなら控除と保険の対象になります。検査で入院した時には、申請できるか確認をしてみましょう。

新型出生前診断(NIPT)とは

日本では、2013年から新しい出生前診断として、NIPTも行われるようになりました。

母親から採血をし、中に含まれる胎児由来のDNAのかけらを調べることで検査します。

非確定診断ではありますが、約99%の高い精度が特徴です。流産のリスクもほとんど無いことから、世界中の医療関係者と妊婦から注目されています。

分かる内容は、13トリソミー(パトウ症候群)、18トリソミー(エドワード症候群)、21トリソミー(ダウン症候群)の3症状。妊娠10週目から調べることができます。

  • 結果:非確定診断
  • 時期:10週目 ~ 22週目
  • 流産のリスク:無し

NIPTの費用はどれくらい?

医療機関によって違いますが、大体8万円~20万円ほどで検査することができます。

非確定診断なのに少々高めに思うかもしれませんが、これはNIPTが日本ではまだ臨床実験的な部分もあるからです。

とはいえ、早い段階から高い精度で検査できるため、利用する人は結構います。

医療機関によってプランやサポート内容も変わってきますので、選ぶ前に事前に確認しておくと良いでしょう。

  • 費用:8万~20万円

なんでそんなに費用が違うの?

費用が違う理由は、大まかに医療施設が認可施設と無認可施設に分けられるからです。

NIPTは、公益社団法人日本産科婦人科学会によって管理されています。産婦人科があることや出生前カウンセリングを行うなどの様々な条件が決められており、それら条件を満たすことで、認可されているのです。

すべての医療施設が認可されているわけではなく、2018年には約92施設が認可施設となりました。

一方で、何らかの条件が不足していることで認可されない施設もあります。それが無認可施設です。

それぞれの違いとしてプランの違いがあります。

認可施設では学会が定めたルールやプランがありますが、学会の枠組みにない無認可施設では、そのようなルールやプランは存在していません。医師の定めたプランが用意されており、妊婦自らがプラン内容の選択ができます。

プラン内容の取捨選択ができれば、その分費用が安くなるわけです。

もちろん、定められたプラン全てを実施した方が万が一の時でも安心ですが、万が一は滅多にありません。

少しでも節約をするのなら、プランを自由に選べる無認可施設の方が、負担も少なくおすすめです。

ヒロクリニックも無認可施設の一つであり、様々なプランを用意しています。来院も1回で大丈夫だったりと、検査する負担は少ないです。

医師の他に専門のカウンセラーも常勤してますので、「自分にとってどのプランが必要なのか」を相談してみるといいでしょう。

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NIPTの欠点

精度の良さ、早い時期から検査できる、流産のリスクがほとんどないNIPTですが、決してデメリットが無いわけではありません。

非確定診断であるため、疾患を決定づけるためには確定診断も受ける必要があり、その分費用がかかってしまいます。

また、検査するためには特定の条件も必要です。

  1. 胎児超音波検査(NT検査)で、胎児に陽性反応がある場合
  2. 母体血清マーカー検査で、胎児に陽性反応がある場合
  3. 以前に、染色体異常の子供を出産している場合
  4. 両親の一方に均衡型のロバートソン転座が見られ、遺伝の可能性がある場合

いずれか一つに該当すれば検査できるものの、気軽に調べられるわけではないのです。

ただ、医療機関によっては医師の相談のもと検査できる場合もあります。

特定の条件には、正確に言えば「35歳以上の妊婦であること」も含まれるのですが、その理由は「35歳以上から急激に染色体異常の確率が上がる」ということであり、決して「35歳以上でなければ検査はできない」という意味ではありません。

あくまでも「確率が高くなるから検査したほうが良い」というだけであり、35歳未満からの検査も、理屈上では問題はないのです。

ヒロクリニックでは、そのような事情を踏まえて、検査に年齢制限は設けていません。もちろん、医師の判断は必要ですが、妊婦が希望したり医師が必要と感じたらNIPTをすることができます。

非確定診断を行う理由も、金額が高い確定診断を行うかどうかを決めるためと思えば、決して「NIPTをしない」理由にはならないでしょう。

より詳しく調べる全染色体検査

より詳しく知りたいなら、全染色体検査を受けると良いです。

NIPTは優秀な検査とは言え、13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーの3症状しか調べることができません。

クラインフェルター症候群やターナー症候群など、別の可能性もあるため、NIPTだけでは全ての症状を調べることはできないのです。

ただ、全染色体検査も万能とは言えません。微小欠失症候群や微小重複症候群など、一部の疾患は検査できずに見逃してしまいます。

NIPTに追加で行う形になるため、プランを調整できる無認可施設でしか検査できないなどの条件もあり、検査するためにはできる医療施設を探す必要があるでしょう。

ヒロクリニックも、検査することができる医療施設の一つです。さらに、全染色体検査では発見できない微小欠失症候群と微小重複症候群が分かる検査も行うことができます。

詳しい内容を聞くこともできますので、気になったらまずは相談してみてください。

  • 検査費用(プラン):15万~21万円

微小欠失症候群と微小重複症候群

微小欠失症候群とは、染色体の一部が欠けている症状です。もちろん、欠けていることで正常ではないのですが、欠けはほんのわずかなため、全染色体検査では見逃してしまいます。

また、逆に染色体の組織がわずかに重複している場合もあります。微小重複症候群と呼ばれており、微小欠失症候群同様に、見逃しやすい症状です。

微小欠失症候群の一つ、ディ・ジョージ症候群は約4,000人に1人の割合と言われており、約1,000人に1人が発症するダウン症よりも確率は低いと言えます。

とはいえ、自分の子供に発症しない保証はありません。万が一の可能性も考えて、調べておくのも良いでしょう。

  • 検査費用(プラン):18万~24万円
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NIPTの費用傾向はどうなる?

現在、臨床実験の域であり検査費用が高いNIPTですが、将来的には費用が安くなると考えられています。
検査成果が認められれば、国からの保障も期待できるようになり、NIPTを行う体制が整うからです。
認可施設も多くなり、NIPTは誰もが知る身近な出生前検査となります。それに伴い、費用も安くなるでしょう。

もちろんすぐには難しいですが、費用が安くなれば生活が厳しい家庭でも、気軽に検査ができるようになります。

費用には交通費も入れる

出生前検査の費用を紹介しましたが、実際に検査する場合には、交通費も費用に入れてください。

遠い所まで検査に出かけると、電車代やタクシー代も必要になり、思った以上に出費がかさみます。
また、遠い所まで出かけると、妊婦の体力も心配です。費用はもちろんですが、安全に検査をするのなら、自宅から近い場所の方がいいでしょう。

全国展開しているヒロクリニックなら、自宅から近い場所を選べます。どの医療施設でも駅から徒歩数分の距離にあり、負担が少なく、妊婦一人でも来院しやすいのが特徴です。

検査プランによる費用の融通も利きやすいですので、選ぶ際はヒロクリニックを検討してみてください。

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出生前診断・NIPTは受けた方が良いの?

出生前診断は意外とお金がかかります。費用が安い非確定診断でも2万~3万円もし、出産準備のために貯金をしたい夫婦にとっては痛手と言えるでしょう。
30歳でダウン症が生まれる確率は約1,000人に1人と言われており、決して高いわけではありません。「自分の子供は違う」と期待して出生前診断を受けない人もいると思います。

ですが、可能なら出生前診断は受けた方が良いです。事前に分かっていれば、染色体異常の子供が生まれても、動揺することなく愛情をもって育てることもできます。
費用が心配な人はヒロクリニックを利用してください。格安で利用できる柔軟なプランと交通の便の良さが、費用を最小限に抑えられます。

24時間受付可能のWeb予約も実施していますので、ぜひ一度、相談してみてはいかがでしょうか。

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