妊娠かな?と思ったら確認すべきこと

胎児の性別は10週目でわかる

月経がきていなかったり身体的不調が続く…。そんな場合には妊娠超初期症状または妊娠初期症状の可能性もあります。
妊娠したかもしれないと感じたときに確認すべき身体的変化や対応などをご紹介いたします。

妊娠超初期症状とは

生理開始予定日のおよそ2週間前に排卵が起こり、精子と卵子が受精した場合は受精卵が誕生します。

受精卵が1週間ほどで卵管から子宮に移動して子宮内膜に着床すると妊娠が成立します。

妊娠超初期症状は医学的用語ではありませんが、着床から生理予定日までに身体にあらわれる症状のことを指します。

生理予定日後以降にあらわれる症状は妊娠初期症状にあたります。

これって妊娠初期症状?妊娠と初期症状の関係とは
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妊娠超初期症状は受精してからおよそ1週間から10日後からあらわれますが、早い人だと妊娠成立後すぐに症状を自覚する人もいるそうです。

妊娠検査薬では4~5週目からしか陽性反応はあらわれないため、それ以前にいつもと違う体調の変化を感じた場合は妊娠超初期症状の可能性があります。

身体に感じる、妊娠初期症状としては以下のようなものもあります。

  • 月経よりも少量の鮮血(着床出血)
  • 水っぽいおりものの増加
  • 腹痛や腹部の違和感
  • 胃のむかつきや吐き気、げっぷが出やすくなる
  • 熱っぽさや倦怠感、頭痛といった風邪に似た症状
  • 胸が張ったり、チクチクとした傷み
  • 頻尿になる
  • 便秘や下痢になる
  • イライラしやすくなる、または月経前に感じていたイライラがない
  • 月経時以上の眠気
  • 肌荒れや口内炎ができやすくなる
  • 足のむくみ
  • 食欲不振または食欲旺盛になる

妊娠をすることで、HCG・エストロゲン・プロゲステロンといったホルモンの分泌が大きく変化します。

結果、眠気や倦怠感、胸が張るなどの月経前によく似た症状があらわれます。

このような身体的変化や不調には個人差があり、まったく感じない人もいます。

自覚していても妊娠に気が付かず、「月経の兆候かもしれない」「月経前症候群かもしれない」と感じてしまう人も多いようです。

身体的な変化だけでは妊娠の兆候か否か判断に迷いますが、基礎体温を測っていると確実に変化があらわれます。

排卵から月経

排卵から月経までの2週間ほどは高温期になります。

月経周期が規則的かつ2週間を過ぎても高温期であったり、基礎体温を測っていない場合でも熱っぽさがあるときは妊娠超初期症状の可能性があります。

妊娠超初期症状として熱っぽさがあげられますが、37度台の微熱が続きます。

38度以上の高熱になることはほとんどなく、同時に喉の痛みや咳、関節痛などの症状があらわれた場合は風邪症状の可能性が高くなります。

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妊娠検査薬で確認

妊娠超初期症状にあらわれる身体的変化のうち、該当項目が多いほど妊娠の可能性が高いといえます。

基礎体温を測っている人は、月経が予定日より1週間以上遅れていて高温期が続いている場合は妊娠している可能性がかなり高まります。

月経開始予定日より1週間以上過ぎたら妊娠検査薬が使えます。
現在市販されている妊娠検査薬はかなり性能が高いため、陽性反応が出たのにも関わらず妊娠していなかったということは少ないです。
反対に妊娠していても陰性反応が出る人や一度陽性反応が出たのにも関わらず、改めて妊娠検査薬を使ったら陰性反応が出たという人もいます。
そういった場合には妊娠検査薬の使い方が正しかったか確認してみましょう。

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月経不順だった場合

また、月経不順の場合、月経開始予定日より1週間というのは予測が難しいです。

月経不順であったり月経周期がわからないという場合は「前回の月経開始日 + 前回の月経周期の日数 + 1週間後」が目安になります。

前回の月経開始日および月経周期もわからなという場合は「性交渉した日 + 3週間後」を目安に妊娠検査薬を使用します。

妊娠検査薬は尿に排出されたホルモンで反応を示します。

妊娠をするとHCGというホルモンが分泌されるようになり、排卵後3日ころにはHCG値が 25IU/L になります。

排卵後14日ころには 50IU/L 程度になり、妊娠検査薬はHCG値が 50IU/L 以上であれば

陽性反応を示します。

妊娠検査薬で陽性反応が出たのにも関わらず妊娠が確認できなかったり、改めて妊娠検査薬を使ったら陰性反応が出る可能性は0ではありません。

その理由としては以下のものが考えられます。

  • フライング検査

    排卵期には黄体刺激ホルモンが分泌され、それが妊娠検査薬で陽性反応を示す可能性があります。
    フライング検査をして実際は妊娠をしていない場合、この黄体刺激ホルモンが原因で陽性反応が出ていると考えられます。

  • 性腺刺激ホルモン剤の使用

    性腺刺激ホルモン剤は卵巣の発育や機能を整える働きがあるHCGホルモン剤です。
    HCGホルモン剤を使用すると1~2週間はHCG値が高まる可能性があります。
    不妊治療などの治療目的で利用されることも少なくないため、不妊治療中の方は妊娠検査薬の使用には注意が必要です。

  • 異所性HCG産生腫瘍などの病気

    卵巣がんや胃がん、肺がん、すい臓がん、絨毛がんなどでもHCG値が増加します。
    胞状奇胎や子宮外妊娠でも陽性反応を示す場合がありますが、子宮外妊娠の多くの場合は基準値より低値になります。
    子宮外妊娠の場合は陰性反応を示すこともありますが、ピンク色の血液が出たり、下腹部の痛みを伴うこともあります。

  • HMGの分泌(閉経後のみ)

    閉経することで卵巣機能が低下します。
    その機能を補うために脳下垂体からHMGというホルモンが分泌されることで妊娠検査薬で陽性反応が出る可能性があります。
    HMGの組成式がHCGに近いことから、妊娠検査薬でも判断を間違う恐れがあります。

妊娠したかもしれないと思ったら

近年の妊娠検査薬は、陽性反応が出たのにも関わらず妊娠していなかったという誤反応をする確率は1%ほどといわれています。

妊娠検査薬を使用して陽性反応が出た際はできるだけ早く産婦人科のある医療機関へ受診しましょう。

同時に、飲酒や喫煙、薬の使用も避けるのがベストです。

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近年では分娩施設のない産婦人科もありますが、妊娠判定後からしばらくは産科のない産婦人科に通うケースも少なくありません。

そのため「妊娠したかもしれない」と思って受診をするときはアクセスのいい医療機関を選んでも問題ありません。

分娩を予定する医療機関によっては、妊婦検診もその医療機関で受診しなければならないなどの規定があるところもありますが、初診の場合はあまり気にする必要はありません。

しかし、医療機関によっては初診でも要予約であったり予約が取れないところもありますので、受診する際は事前に電話で確認しておくことも大切です。

初診で妊娠が確定した場合、妊娠は病気ではないため保険適応外になります。

その時点では補助券などもないので全額負担となります。

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初診では問診と尿検査、内診、触診、超音波検査、血液検査などを行います。

自由診療のため、診療内容や費用は各医療機関によって多少変わります。

初診の費用は1万円前後持っておくと安心です。

しかし、妊娠検査の際に他の健康異常があったり治療を要する場合は保険適用になる可能性もあります。

健康保険証を持参していない場合には妊娠検査以外にかかった医療行為の費用も全額自己負担になってしまうので、妊娠検査の際にも必ず健康保険証を持参しましょう。

また、問診では一般的に「最後の月経の開始日・終了日」「月経周期」「既往歴やアレルギーの有無」「過去の妊娠経験」などを聞かれます。

スムーズに問診を進めるために事前に日付などを確認しておくといいかと思います。

普段から基礎体温を測っている人は基礎体温表も持っていきましょう。

答えにくい質問もあるかと思いますが、真実でないことを言ってしまったりすることで後々問題になる恐れもあるので注意が必要です。

また、10週0日目からNIPT(出生前診断)を受けることができます。

血液検査により、流産などのリスクがなく赤ちゃんの状態をより正確に知ることできるので気になる方は医療機関に相談してみましょう。

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出典

  • https://daiichi.sekisaikai.jp/modules/page2/index.php?id=2
  • https://hoken-room.jp/medical/4729
  • http://blood.e840.net/b403600.html
  • https://www.terumo-womens-health.jp/learning/8_1.html

記事の監修ドクター

岡 博史先生

岡 博史先生

NIPT専門クリニック 医学博士
慶應義塾大学 医学部 卒業

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