妊娠?自分で確認できる方法を覚えておこう【医師監修】

妊娠かな?と思ったら確認すべきこと

妊娠すると体には変化が見えます。そこでどのような変化が見えるのかをご紹介。まずは自分自身で、妊娠なのかそうではないのかを簡単にチェックしてみましょう。

妊娠したら15週目までに
NIPTを検討しましょう

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生理の予定なのにその兆候がない場合、妊娠の初期の可能性があります。

妊娠している時には体には様々な変化が出るものです。

そこでどのような変化が出るのかをご紹介。

妊娠なのか、あるいは違うのか、ある程度自分で判断できるので、産婦人科に足を運ぶ前に軽くチェックしてみましょう。

妊娠超初期症状について

妊娠超初期症状とは、専門医学用語ではありませんが、着床から生理予定日までに確認できる症状です。

ちなみに生理予定日以降に関しては妊娠初期症状に該当しますので、生理予定日前にこれから紹介するいくつかの体の変化を感じた場合、妊娠している可能性があります。

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一般的に、妊娠検査薬が反応する4週目から5週目に妊娠を自覚する女性が多いとされていますが、着床はそれ以前に起こっていますので、妊娠検査薬で確認するよりも早く、体に変化が訪れるのも当然です。

ちなみに妊娠超初期症状としては主に下記の症状が挙げられます。

  • 生理よりも少量の出血
  • 水っぽいおりもののが増加
  • 腹痛による腹部の違和感
  • 胃のもたれに伴う吐き気やげっぷの増加
  • だるさや頭痛など風邪に近い症状
  • 胸が張る、あるいはチクチク感
  • 尿が近くなる
  • 便秘や下痢が増える
  • イライラしやすくなる一方、生理前のイライラがなくなる
  • 肌荒れや口内炎が増えている
  • 足がむくむ
  • 食欲がなくなるか、あるいは旺盛になる

これらに関しては個人差の出る部分なので、これらを一切感じないものの妊娠している女性もいますし、逆に多くに当てはまるものの妊娠していない女性もいます。

他にも、生理が近付いているのに、いつも感じている胸の張りや腰痛を感じなくなるといったケースも当てはまります。

これらの体の変化は妊娠に伴うホルモンの分泌量の変化が関係しています。

エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量の変化が体に変化を与えるのですが、上記の症状を自覚していても、まさか妊娠だとは思わず、体調不良なだけ、あるいは生理が近付いているだけだと感じる女性も多いようです。

その点では、基礎体温の計測がポイントです。

常日頃から基礎体温を計測しておくことで、体の変化、それまでの自分の排卵日の違いにすぐに気付くことができます。

排卵から月経までの2週間

排卵から月経、つまりは生理までの2週間、体温が上昇する「高温期」となります。

つまり、生理の期間である2週間を過ぎても高温が続いている場合には妊娠超初期症状の可能性があります。

1日、2日程度の熱は発熱の可能性もありますが、それ以上続くようであればいつから高温が続いているのか時期を改めてチェックしてみましょう。

また、基礎体温を計測していないとしても、何となく熱っぽいと感じる場合も同様です。

37度台程度の微熱が続くのですが、38度の高熱を記録するケースはほとんどありません。

また、風邪や発熱時に見られる関節痛や喉の違和感、咳なども基本的には起こりません。

あくまでも微熱の継続のみになりますので、体がほんのりとだるいものの、その他の部分に違和感が見られない場合には妊娠超初期症状の可能性があります。

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確実性を求めるなら妊娠検査薬を使おう

先に紹介した項目に該当するものが多い場合、妊娠している可能性が高いです。

基礎体温を計測している場合、生理が予定日よりも1週間以上遅れていて、かつ高温期が続いているのであれば妊娠している可能性がより高まります。

ちなみに生理予定から1週間以上遅れている場合、妊娠検査薬の使用が可能になります。

妊娠検査薬も精度が高まっていることから、現在販売されているもので陽性反応が出た場合には妊娠している可能性は高いです。

但し正しく使うことが大切です。正しく使っていない場合、陰性反応が出ててしまう可能性もあります。

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生理不順の可能性もある

様々な兆候から、妊娠しているのではないかと思っても、生理不順の可能性もゼロではありません。

特に1週間程度の遅れでは、まだまだ予測が難しいです。

特に生理はデリケートです。

体調だけではなく、精神的な理由から生理が遅れてしまうこともあります。

目安としては、性交渉した日+3週間後で考えてみましょう。

この期間で妊娠検査薬を使用することで、結果が分かります。

妊娠検査薬でなぜ妊娠が分かるかというと、尿に含まれているホルモンを検知するからです。

妊娠すると体内のホルモンバランスが変わります。

そのホルモンが尿にも含まれることから、妊娠検査薬が反応する仕組みです。

妊娠すると、それまでには分泌されていないホルモンの一つ「hCG」が分泌されるようになります。

排卵3日後の場合、hCG値は25IU/Lとなっているのですが、二週間程度で50IU/Lまで上昇します。

ちなみに妊娠検査薬は50IU/L以上で陽性反応を示すことから、排卵から二週間程度経過した後に調べることで、大まかな結果を知ることができます。

しかし妊娠検査薬はあくまでも目安です。

あくまでもホルモンの分泌量にて判断するだけなので、ストレスや生活習慣の変化でホルモンバランスが変化した場合、妊娠していないものの陽性と判断されるケースもあれば、逆に妊娠しているものの、陰性と判断されるケースもありますので、あくまでも目安程度にとどめておくとよいでしょう。

単にPMSの可能性もあります。

下腹部の痛みも生理、あるいは妊娠だとかの影響ではなく、単純に腹痛だったところにPMSが重なることで、精神的にいろいろと追い詰められてしまったというだけのケースも十分に考えられます。

また、下記の理由も考えられます。

黄体刺激ホルモンが原因

妊娠検査薬はhCGを感知・判断するのですが、黄体刺激ホルモンに反応してしまうケースがあります。

黄体刺激ホルモンとは、排卵期に分泌されるホルモンの一種です。

hCGと似た部分もあることから、妊娠検査薬が反応してしまうこともあるのですが、黄体刺激ホルモンそのものは妊娠とは関係ありませんので、「妊娠検査薬で陽性だったけど妊娠していなかった」になってしまいます。

不妊治療を行っている

不妊治療を行い、治療薬剤を投与している場合、妊娠検査薬が反応してしまうケースもあります。

特に性腺刺激ホルモン剤です。

こちらは卵巣の発育を目的としたhCGホルモン剤です。

先にもお伝えしたように、妊娠検査薬はhCGに反応するものなので、hCGホルモン剤に反応してしまうケースがあります。

不妊治療の目的は妊娠です。

妊娠検査薬の陽性反応を見て喜んだものの、実際には妊娠していないとなれば、精神的なショックも大きなものになりかねません。

そのため、不妊治療を行っている場合、妊娠検査薬の使用は担当医の判断を仰ぐなど、自己判断は禁物です。

特に人工授精や胚移植を行っている、あるいは行おうと考えている場合には必ず主治医に相談しましょう。

何らかの病気の影響

病気にかかっている時にもまた、妊娠検査薬が反応してしまうケースがあります。

卵巣がんのように女性の役割を担う部分の病状だけではなく、肺がんやすい臓がん等でもhCG値が増加してしまいますので、妊娠検査薬が反応してしまうケースがあります。

そのため、妊娠検査薬が陽性を示したからといって、即座に妊娠だとは断言できません。

着床出血、あるいは茶おりなどがあれば、妊娠の可能性は低いです。

繰り返しになりますが、妊娠検査薬はあくまでも判断材料の一つです。

今回のケースでいえば、陽性を示したものの、妊娠ではなく病気だったというケースもあり得ますので、例え妊娠検査薬が陽性を示したとしても、妊娠を自己判断するのではなく、担当医に相談しましょう。

閉経後に反応してしまうケースも

基本的にあり得ないシチュエーションではありますが、閉経後も妊娠検査薬が反応してしまうケースがあります。

閉経してしまうと、卵巣機能が低下してしまいます。

機能低下を補うために、脳下垂体からhMGと呼ばれるホルモンが分泌されるのですが、hMGはhCGと成分が近いです。

そのため、妊娠検査薬が反応してしまうケースがあります。

誤反応の可能性

妊娠検査薬の精度はかつてと比べると高まっており、陽性反応時の誤反応の可能性は1%程度とされています。

つまり、陽性が出た場合、ほぼ妊娠していると考えてよいでしょう。

もちろん上記のような理由による誤反応の可能性も0%ではありませんが、基本的には妊娠している可能性が高いので、産婦人科、あるいは産婦人科が設置されている医療機関へ足を運びましょう。

その際、ライフスタイルを見直すことも大切です。

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 薬の使用

これらは控えましょう。

薬に関しては持病との兼ね合いがありますので自己判断ではなく、かかりつけの医師に相談しましょう。

妊娠に限らず、薬には「併用禁忌薬」があります。

これは同時摂取が禁止されている薬です。

体に負担を与えてしまうことが懸念されている組み合わせなのですが、専門知識を持つ医師でなければ分からない部分なだけに、自己判断は控えましょう。

生理は人によって異なるからこそ難しい

生理は女性にとっては当然のものではありますが、その症状の度合いは様々です。

例えば日常生活にさほど影響がないという女性もいれば、10日目、11日目と他の女性であれば安定する頃でも、さらには12日目、13日目、14日目と終わりが見えてきているタイミングであっても辛さを感じている女性もいます。

また、長さも様々です。それこそ7日目、8日目、9日目で終わる女性もいれば、21日目、22日目、23日目、さらには25日目や30日目まで続く女性もいるなど、文字通り人それぞれだからこそ、すぐにでも異変に気付けるよう、常日頃から基礎体温等をつけ、自身の生理を把握しておく必要があります。

月経前症候群とは?

PMSとも呼称されている月経前症候群。

こちらは生理前にイライラしてしまうものです。

生理は1日目よりも2日目、3日目が大変だという女性も多いですが、それよりも生理前の方がイライラするという女性もいます。

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病院の選び方

妊娠検査薬が陽性反応を示した段階では、通う産婦人科に関してはさほど深く考える必要はありません。

家や職場から通いやすい、アクセスが良いといった理由でも全く問題ありません。

注意点として、妊娠は病気ではありませんので保険適応外診療になります。

補助券等は自治体によって異なるものですが、初診時ではまだまだ補助券は手元にないかと思いますので、多めにお金を持って行った方が良いでしょう。

但し、他に健康に異常があった場合の診療に関しては保険適用になる可能性もありますので、保険証は持参しましょう。

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妊娠していたら?

もしもですが、妊娠していた場合、その後の生活は大きく変わります。

4日目、5日目、6日目など日が浅い時にはまだ何も感じないことでしょう。

しかしその後、妊娠が判明してから日数が経過すればするほど、体にも変化が生じますので、何かあった時にはすぐにでも産婦人科に足を運ぶようにしましょう。

産婦人科を受診して妊娠が確認できたら、ぜひNIPTを検討してみてください。

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妊娠すると体には変化が見えます。そこでどのような変化が見えるのかをご紹介。まずは自分自身で、妊娠なのかそうではないのかを簡単にチェックしてみましょう。

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記事の監修者

白男川 邦彦先生

白男川 邦彦先生

ヒロクリニック名古屋駅前院 院長
日本産婦人科学会専門医

産婦人科専門医として40年近くにわたる豊富な経験を持ち、多くの妊婦さんとかかわる。
現在はヒロクリニック名古屋駅前院の院長としてNIPTの検査担当医を行う一方、全国のヒロクリニック各院からのオンラインで妊婦さんの相談にも乗っている。

経歴

1982年 愛知医科大学付属病院
1987年 鹿児島大学附属病院 産婦人科
1993年 白男川クリニック 院長
2011年 かば記念病院
2019年 岡本石井病院
2020年 ヒロクリニック名古屋駅前院 院長

プロフィールページはこちら

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